ステンレス316って普通のステンレスと違うの?よくある疑問にお答えします!

どうも、勃男です。

今日は久々に動画編集

と言ってもスライドショーレベルではあるのですが。

動画作成もマジでセンスのいる仕事。

アーティストなんかのPV用の動画と、Youtube等の投稿動画でもやることだいぶ違いますし、編集技術も違います。

動画編集用ソフトを使えるようになる…って言うか色々調べながら作り上げるのは得意な方なので、自ずと使い方はわかってきてるんですが

如何せんセンスがねぇ。。。

本当クリエイティブな作業できたとしても結局センスだよなーとしみじみ思っております。

 

さて、本日はOMECOの時計で多く使われているステンレス316L

こちらについてどんなステンレスやねん!?を書いて行こうかなと。

 

ステンレス316Lって何?

 

 

ステンレスは錆びる!

まず、最初にお伝えしないといけないことがあります。

ステンレスは錆びない金属!と思われてる方もいらっしゃると思います。

実際のところ、金属なので「錆びない!」なんてことはありません。

他の金属よりは錆びにくいものですが、錆びるのは錆びます。

こちらを踏まえてお読みいただければと思います。

 

ステンレスにも種類がある?

はい、色々種類があります。

でもよく目にするのはSUS304というステンレス。

OMECOが時計のケースやベルト等に使っているのがSUS316Lです。

全部書いていったらキリがないので、304と316を比べていきましょう。

 

SUS304とは

常温でのプレス加工や絞り加工(冷間加工)と、溶接加工がステンレスの中でもトップクラスにしやすいという特徴から一番よくみるステンレスです。

シンクであったり、フォークやスプーンなど、日頃から見るステンレス製品は大体SUS304です。

世界のステンレス製品の中の7割を占めるとのことです。

また、ステンレスにはクロムとニッケルが含有されていますが、これらの比率が低いことから安価な金属でもあります。

 

SUS316とは

 

こちらは、モリブデンをSUS304に配合したものになります。

モリブデンが何か、勃男はよくわかってませんが、

それによって耐食性、耐孔食性をあげたものになります。

 

ステンレスが錆びにくい理由は、クロムの自己修復能力を持った皮膜でコーティングしてあるためです。

ただ、どうしても海水等の塩化物イオンが多い場所だとそのクロムの自己修復能力が低下します。

塩強え…

ただその弱点を補うためのモリブデン。

モリブデンを配合することによって、クロムの自己修復能力が強化される。

完全にバフのようなモリブデン。

 

ただそのモリブデンを配合することにより、価格が上がってしまうんです。

それだけではなく、加工もSUS304に比べてしにくくなります。

モリブデン恐るべし。。。

 

さらに「L」が追加されたSUS316Lは??

簡単にいうと、316を加工しやすくしたもの。

それがSUS316Lとなります。

ステンレスには炭素(カーボン)が含まれます。

この炭素の配合を少なくしたものがL(ローカーボン)と表記されます。

それにより、通常の316よりも加工がしやすく、アクセサリーや時計などに使いやすくなりました。

ただ、耐食性、耐孔食性は316のままにして、更に加工しやすくしてるので、また価格が高くなりますw

 

でもね、せっかく購入した自慢の腕時計。

どこにでもしていきたいけど、やっぱり錆びは怖いですよね。

1秒でも長くOMECOと一緒に過ごしていただきたい思いで

OMECOは原価が上がったとしてもステンレス316を使います。

一部商品は除きますがw

 

SUS316Lのまとめ

●普通のステンレスよりも錆びにくい!

●モリブデンのバフ強い!

●316より316Lのが加工しやすい

●その分値段が高ぇ。。。

 

今日はOMECOがケースやベルトなどに使っているステンレスのお話でした。

正直勃男調べ、ステンレスのプロではありません。

間違ってる部分なんかはご指摘いただけると今後の参考になります。

 

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